2008が終了

まだ2008年であと一時間半ほど今年が残っています。
けれどもGoogleははやくも2009モードのようです。

本年はアメリカの不動産債権の証券化のおかげで世界的な金融収縮によるベアマーケットとなった年でした。
派遣社員がクビ切りだとか日本国内の暗いニュースもありますが、そもそも先だって起こった不動産バブル崩壊時の不況では派遣どころか長く会社に仕えた正社員のクビがとんでいたではありませんか。
派遣が切られたところで特に新しい危機というほどでもなんでもない。

それに本年度の株価下落は大規模な機関投資家などとは違って身軽な個人の方にとって容易に利益を得られるものだったはずです。
悲観一色のメディアの雰囲気とはまったく逆に、一財産築いた方や、
あるいは「これまでは株式といえば買いのみだったが売りで初めて大きな利益を得た」というような方が多いであろうと私は考えています。
今後はおそらくプチ成金があちこちで散見されるはずです。
たとえば、景気は悪そうな町なのにお隣さんがリフォームをはじめたとか車が国産から外国車にかわったというような事が多々散見されるであろうかと。
サブプライムリスクに関しては二年ぐらい前から言われていたわけで、年スパンの大きなウェーブに乗れた方の体験談などぜひお聞かせ願いたいところです。

ただ、そういったリスクを既知の情報として持っていた方でさえここまで過剰な結果になるとは予想だにしていなかったかもしれません。
「ひょっとしてこれはあの1929年当時の“マネーポストにマネーがない”という状況そのまんまなのでは?」
と市場の行く末を危惧していた当時の私でさえまさかこんな相場になるなんてまったく予想できませんでした。
特に予想を超えていたのは、チャート上においてリバウンド局面があまりにも少なかった点です。
これまでの日本市場の参加者の特性を踏襲しシミュレーションするならば、
下落時には反騰狙いのかなりの買いが入ります。
その煽りで、下げた方が嬉しい売り方はなかなか下がらず焦らされる。
予想の通りに下げて利益がのるにしても、より大きな利のためには相応の忍耐力が必要、というのが常識だったはずでした。
ところが実際にはあまりにも急な角度で世界市場が下げてしまいました。経験豊かな方ほどありえないチャートに驚いたのではないでしょうか?
もはや嬉しいというより利益が乗りすぎてコワい、と小市民的な恐怖感さえ感じた方もいるはずです。

ところで年の瀬の最後、もうちょっとで2009年=平成21年。
21世紀の21年直前にして飯島愛さんの訃報がありました。
私はテレビなどの古いメディアをもう見なくなっていたにもかかわらず気持ちが昭和の大衆気分に引き戻されました。
死因などがはっきりしていませんから何も語れないですが、飯島愛になりたい現代の女子には一つ言わねばならない事があります。
アダルトビデオにでても飯島愛にはなれません。
飯島愛になりたければ水商売の世界で接客と話力を学ぶのです。
芸能人になりたくてAV女優になるという進路選択はどう考えてもおっちょこちょいなので気をつけてください(^^;